COURSE LIST ・ 科目一覧

基礎知識から、自分の構想へ。

標準修業年限は2年間。32単位を修得し、修了研究(卒業論文)の審査に合格することが修了要件です。科目は「基礎(必修)」「選択」「卒論研究」の3つの区分で構成されています。各科目名をクリックすると、その科目の詳細ページをご覧いただけます(準備中の科目は概要ページを表示します)。

修業年限
2年
標準
修了要件
32単位
+ 卒業論文審査の合格
科目構成
3区分
基礎(必修)・選択・卒論研究
必修単位
—単位
基礎 ・ 戦略・意思決定 ・ 沖縄特論の必修科目
選択単位
—単位
選択科目から修得
卒論研究+卒論
—単位
卒論研究 4科目 + 卒論

基礎 / FOUNDATION

必修
必修MBA Basic詳細あり 必修オンライン会計・ファイナンス基礎→ 必修オンラインマーケティングと顧客理解→ 必修オンライン組織リーダーシップとチーム運営→ 必修オンライン本質的問題発見と課題解決→ 必修オンライン事業戦略立案演習→ 必修オンライン新規事業開発(launchpad)→ 必修沖縄特論Ⅰ詳細あり 必修沖縄特論Ⅱ詳細あり

選択 / ELECTIVE

関心に応じて選択履修

「選択(調整中)」と表示のある科目は、2026年9月現在調整中です。

選択セルフマインドマネジメント詳細あり 選択(調整中)経営倫理→ 選択(調整中)国際交流→ 選択(調整中)AI金融戦略とデータドリブン意思決定→ 選択(調整中)地域創造→ 選択(調整中)集客戦略・地域活性化講座→ 選択(調整中)国際観光→ 選択(調整中)国際市場・金融戦略特論→ 選択(調整中)グローバル経営→ オンライン統合プロジェクト基礎 課題から事業へ→ 選択(調整中)医療経営→ 選択(調整中)地域と行政→ 選択(調整中)高付加価値創造(観光・ヘルスケア)→ 選択(調整中)沖縄が勝負できる新産業領域(先端医療、ブルーエコノミー、航空宇宙、量子・AI)等→

卒論研究 / RESEARCH

必修 4単位 / 卒論審査により学位授与
選択(調整中)インターンシップ→ 選択(調整中)スタートアップ実践→ 選択(調整中)卒論研究→ 選択(調整中)自社戦略立案→ 必修卒論→
※ 科目名・単位配当・開講時期は現時点の計画であり、認可手続きおよび運営上の都合により変更となる場合があります。(2026年9月現在の計画になります。選択科目は2027年9月頃に正式決定予定です)最新情報は年間スケジュールにてご案内します。ご希望に応じて、個別にオンライン説明会を開催することも可能です。
DESIGN PRINCIPLES ・ カリキュラム設計の考え方

科目を並べたのではなく、
2年間を設計しました。

このカリキュラムは、一般的なMBAの科目表を沖縄向けに並べ替えたものではありません。「沖縄の地域経済の振興をけん引できるリーダーが生まれる」という一つの目的から逆算し、3つの原則にもとづいて組み立てています。

01
出口から逆算する
修了時に手にしていてほしいのは、知識のリストではなく「自分の構想」です。最終地点である卒業論文=事業構想から逆算し、そこに必要な素材と訓練を配置しました。どの科目にも「これは自分の構想のどこに効くのか」という問いがついてまわります。
02
知識はオンライン、教室は対話に
覚えれば済むことに、貴重な教室の時間は使いません。基礎知識はオンライン教材で各自が事前に習得し、水曜夜と土曜午前の教室では、議論・発表・相互批評に時間を集中させます。働きながら学ぶ社会人にとって、これは負担の軽減ではなく密度の最大化です。
03
沖縄と台湾を、ひとつの教室にする
沖縄の現場と台湾の市場を、別々のトピックとしてではなく地続きの一つの経済圏として扱います。沖縄で見つけた課題を台湾でプレゼンし、台湾企業の視点で沖縄を見直す。この往復そのものが、本プログラムの中核的な学習体験です。
EIGHT DOMAINS ・ 8つの領域とその意図

それぞれの領域が、
なぜここに置かれているか。

各領域には、学問上の分類以上の意味があります。何を狙って設計されたのか、そしてそれが沖縄という地域にとってどういう意義を持つのかを記します。

01 / FOUNDATION

基礎

4科目 / フルオンライン 6単位
MBA Basic ・ 会計・ファイナンス基礎 ・ マーケティングと顧客理解 ・ 組織リーダーシップとチーム運営
設計の意図

基礎領域のコンテンツと教育プラットフォームは、日本初のオンライン大学院であるaobaBBT大学院との連携により提供を受けています。学長を務めるのは、日本の経営コンサルティング業界の黎明期を築いた大前研一。いまでこそコンサルティングは人気の職種ですが、その原型をつくった人物のもとに、良質な教材が長年にわたって蓄積されてきました。

基礎は、知識を習得するための講義です。だからこそ、世界レベルの知識を確実に手にできる仕組みごと導入しました。BBT大学院は、日本の文部科学省の制度上オフラインでの講義を行えないフルオンラインの大学院——言い換えれば、オンラインだけで大学院の学びを成立させることに、長く向き合ってきた場所でもあります。働きながら、自分のペースで、必要なだけ繰り返せる。そして4科目を終えるころには、会計・ファイナンスからマーケティング、組織とリーダーシップまで、企業が成長していく過程を一通り見渡せるようになる。基礎領域は、そこを到達点として設計しています。

地域にとっての意義

沖縄には、経営の基礎を体系的に学べる大学院レベルの場がこれまで存在しませんでした。県外進学かオンライン受講かの二択で、その選択ができる人は限られていた。この6単位は、県内で働きながら経営の土台をつくれるという、沖縄で初めての選択肢そのものです。

02 / LEADERSHIP

リーダーシップ

3科目
セルフマインドマネジメント ・ 経営倫理 ・ 国際交流
設計の意図

手法を学ぶ前に、「なぜ自分がやるのか」を言語化します。セルフマインドマネジメントで自分の判断基準をつくり、経営倫理でその判断が他者に及ぼす重さを知り、国際交流で自分の常識が絶対ではないことを体験する。この順序には理由があります。技術だけを身につけたリーダーは、逆境で折れるか、方向を誤るからです。

地域にとっての意義

地域を動かす仕事は、多くの場合、権限のない場所から始まります。所属企業の看板も、上下関係も使えない。そこで人を動かせるのは、一貫した価値観と信頼だけです。会社を越えて地域の課題に取り組む人材にとって、この領域は装飾ではなく必須の基盤です。

03 / STRATEGY

戦略・意思決定

4科目
本質的問題発見と課題解決 ・ 事業戦略立案演習 ・ 新規事業開発(launchpad)・ AI金融戦略とデータドリブン意思決定
設計の意図

AIを作業を速くする道具としてではなく、思考を鍛える相手として扱います。4科目は「問題を見つける → 戦略を立てる → 事業として立ち上げる → 数字で意思決定する」という実務の流れそのままに並んでおり、各段階でAIと人間の役割分担を実地に検証します。AIが出した答えを疑い、問いを立て直す力こそが、この領域で身につける中心的な能力です。

地域にとっての意義

人口規模が小さく、人材も資本も潤沢とはいえない沖縄にとって、AIは「不足を埋める道具」ではなく「少人数で大きな構想を実行可能にする増幅装置」です。東京と同じ人数を揃えることはできなくても、同じ土俵に立つことはできる。この領域を独立して置いているのは、それが沖縄にとって最も現実的な競争戦略だと考えているからです。

04 / OKINAWA

沖縄・地域創造

5科目
沖縄特論Ⅰ・Ⅱ ・ 地域創造 ・ 集客戦略・地域活性化講座 ・ 国際観光
設計の意図

沖縄を「ケーススタディの一例」ではなく「フィールド」として扱う、最も科目数の多い領域です。沖縄特論Ⅰ・Ⅱで歴史と産業構造を一次情報から読み解き、地域創造・集客戦略で現場の実務に落とし込み、国際観光で外からの視点を入れる。教室と現場を往復しながら、地域を「語る」レベルから「動かす」レベルに引き上げます。

地域にとっての意義

県民所得を倍にするというGW2050のビジョンは、スローガンのままでは一円も動かしません。観光客の単価はなぜ上がらないのか、付加価値はどこで域外に流出しているのか、子どもの貧困はどの経済構造に接続しているのか。具体的な数字と当事者に触れ続けることでしか、その問いには答えられません。この領域は、そのための時間を制度として確保するものです。

05 / GLOBAL

グローバル経営

2科目
国際市場・金融戦略特論 ・ グローバル経営
設計の意図

科目数は2つですが、本プログラムで最も特徴的な領域です。運営母体である中信金融管理学院(CTBC Business School)は、台湾最大級の金融グループが設立したビジネススクールであり、国際市場と金融の実務知見に直接アクセスできます。加えて在学中に最低1回の台湾研修があり、教室で学んだ枠組みを現地の市場で検証します。

地域にとっての意義

沖縄は日本の南端であると同時に、東アジアの中心に位置しています。那覇から台北までは約90分。この地理的条件を経済的な優位に変えるには、台湾を「近い外国」ではなく「日常的な事業のパートナー」として捉える人材が要ります。沖縄と台湾を往復できるリーダーが増えることは、地域の産業構造そのものを変える力を持ちます。

06 / VENTURE

事業開発・実践

1科目
統合プロジェクト基礎 課題から事業へ
設計の意図

「統合プロジェクト基礎 課題から事業へ」は、それまでの領域で学んだ枠組みを一つの事業構想に束ねる結節点です。オンライン教材で型を押さえ、教室では自分のテーマに当てはめて検討します。その先の実践は、新規事業開発実践講座・企業寄付・地域連携講座を選択科目に、スタートアップ実践とインターンシップを卒論研究の領域に置き、関心と時間に応じて選べるようにしています。ここでのアウトプットは提出物ではなく、外部の人が判断できる形の事業計画です。

地域にとっての意義

修了時に学位だけが残るMBAにはしない、という意思の表れです。在学中に生まれた事業や連携が、修了後も地域に残っていく。そのために、企業・行政・地域とのつながりをカリキュラムの内側に組み込んでいます。学びが地域に還る経路を、制度として用意するということです。

07 / ELECTIVE

選択科目

2026年9月現在調整中。2028年2月スタート予定。
医療経営 ・ 地域創造 ・ 地域と行政 ・ 高付加価値創造(観光・ヘルスケア) ・ 沖縄が勝負できる新産業領域(先端医療、ブルーエコノミー、航空宇宙、量子・AI)等
設計の意図

全員が同じ道を通る必要はない、という考えから置いている領域です。必修科目で共通の土台をつくったうえで、自分の構想に必要な分野を選んで深く掘る。沖縄の主力産業である観光を扱うリゾート経営研究・高付加価値観光、これから伸びる医療経営研究・先端医療・ヘルスケアイノベーション、海洋資源を事業として捉えるブルーエコノミー研究、次の技術基盤に踏み込む量子×AI研究——いずれも「沖縄で成立する事業」を具体的に構想するための科目です。

新規事業開発実践講座と企業寄付・地域連携講座も、この領域に置いています。事業を実際に立ち上げる時間や、地元企業・自治体と具体的な案件で組む時間を、必修として一律に課すのではなく、自分のテーマと時間の使い方に合わせて選べるようにしました。

地域にとっての意義

沖縄の産業は観光に偏っているとよく言われますが、本当の課題は偏りそのものではなく、その先の選択肢が育っていないことです。既存産業の付加価値を引き上げる道と、医療・海洋・先端技術で新しい産業を立ち上げる道。この領域は、その両方に人材を送り出すための入り口として設計しています。

08 / RESEARCH

卒論研究

4科目 / 必修 4単位
インターンシップ ・ スタートアップ実践 ・ 卒論研究 ・ 自社戦略立案
設計の意図

卒業論文は最後に一気に書くものではない、という前提でつくった領域です。卒論研究で問いと検証の方法を組み立て、自社戦略立案では自分が所属する組織を対象に、学んだ枠組みを実際の意思決定に当てはめます。スタートアップ実践とインターンシップは、構想を机上で終わらせないための現場です。必修4単位として、全員がこの過程を通ります。

地域にとっての意義

自社戦略立案があることで、学びは修了を待たずに勤務先へ還ります。教室で検討した打ち手が、翌週には自分の職場で試される。県内企業にとっては、社員を送り出すことがそのまま自社の戦略を見直す機会になります。個人の学位取得で完結させないための、実務との接続点です。

09 / THESIS

修了研究

1科目 / 卒論審査により学位授与
卒論
設計の意図

卒業論文は、学術的な形式を満たすためのものではありません。2年間で積み上げた構想を、他者が検証できる形にまとめる作業です。前提は何か、根拠となる数字はどこから来たのか、反論にどう答えるのか。ここを通過することで、思いつきは主張になり、主張は提案になります。台湾政府教育部が認定する正式な修士学位は、この審査を経て授与されます。

地域にとっての意義

修了生一人ひとりの卒論は、沖縄の課題に対する具体的な検証の記録です。それが毎年積み重なれば、地域にとっての共有資産——次の世代が出発点にできる知の蓄積になります。個人の学位取得で完結させず、地域に残る形にしていくことを目指しています。

TWO YEARS ・ 学びの順序

2年間で、視野が広がっていく。

科目は原則として、自分自身 → 組織 → 地域 → 世界 → そして再び自分の構想へ、という順に配置されています。同心円が広がり、最後にもう一度自分に戻ってくる構造です。

PHASE 01 / 1年次前半
共通言語をつくる
フルオンラインの基礎6単位、セルフマインドマネジメント、そして沖縄特論Ⅰ。全員が同じ言葉で議論できる状態をつくり、同時に「自分はなぜここにいるのか」「私たちの沖縄とは何か」を言語化します。
PHASE 02 / 1年次後半
問いを立て、沖縄を読む
問題発見・戦略立案の科目と、沖縄特論Ⅱをはじめとする地域科目が並走します。抽象的な課題意識が、検証できる問いへと絞り込まれていく時期です。
PHASE 03 / 2年次前半
外に出て、検証する
グローバル経営・国際市場の科目と、台湾での研修講義。自分の構想を、沖縄の外の市場と価値基準にさらします。日台合同のプレゼンテーションが山場です。
PHASE 04 / 2年次後半
構想を、形にする
事業開発・実践の科目群と修了研究。2年間の学びを一つの事業構想としてまとめ、卒論審査に臨みます。ここで残るのは、報告書ではなく次に動かすための計画です。

※ 上記は学びの流れを示すもので、実際の開講順は年度ごとの時間割によります。詳細は年間スケジュールをご確認ください。

HOW ・ 講義形式と単位

働きながら、32単位を積む。

修了要件
32単位 + 卒業論文審査の合格
フルオンライン
基礎領域 6単位。オンデマンド教材で、時間と場所を選ばずに履修します。
オンライン+リアル
オンライン教材で予習し、教室ではディスカッションとアウトプットに集中します。
対面講義・実習
水曜 18:30〜22:00 / 土曜 9:00〜13:30 を基本とし、特別講義・現地実習を含みます。
台湾研修
在学中に最低1回。CTBC Business School での講義、台湾企業訪問、プレゼンテーション。
授与学位
経営学修士(MBA)/ 中信金融管理学院 経営研究科 科技金融専攻・台湾教育部認定
MEANING ・ このカリキュラムが地域に残すもの

2年後、沖縄に
何が残っているか。

このカリキュラムが目指しているのは、30名の修了生を出すことではありません。修了生が動かした先に、地域の側に何が残るか。そこまでを含めて設計しています。

人
業種を越えた人材ネットワーク
金融、エネルギー、通信、建設、観光。ふだん交わらない業種の人間が、2年間、同じ課題に向き合います。修了後に残るのは学位だけではなく、会社の看板抜きで相談できる相手がいるという状態です。地域の課題は、たいてい一社では解けません。
事業
在学中に生まれる、実際の構想
事業開発・実践の科目群と修了研究は、机上の演習で終わらせません。地元企業や行政との連携を前提に設計されており、在学中に立ち上がった構想が、修了後も地域で動き続けることを狙っています。学びと事業の距離を、限りなく短くします。
場
大人が学び続ける文化
子どもに「勉強しなさい」と言う前に、大人が学んでいる姿を見せる。県内で高度なマネジメント教育を受けられる場ができること自体が、沖縄にとっての構造的な変化です。この学びの場が続くことが、次の世代への最も確かなメッセージになります。
ACADEMIC CALENDAR 2年間の年間スケジュールを見る 2027年2月 開講 〜 2029年1月31日 / 原則毎週水曜(18:30〜22:00)、隔週土曜(9:00〜13:30) →

2050年の自分への、最初の一歩。

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